私は臨床心理士、心理療法士です。パリ第五大学、通称デカルト大学を卒業しています。
仏厚生省の登録番号は ADELI 759353204 です。
パリ生まれパリ育ち、両親は日本人、日仏語のバイリンガルです。
カウンセリングはどちらの言語でも行えます。
行政保健センターや、保育園、パリの児童養護施設・児童相談所、特殊保護下の子どもと親の面会の立ち会い、愛知県日進市の中日青葉学園(児童養護施設、児童心理施設)などで研修研鑽を積み、子どもや家族関係を専門にしています。妊娠から産後の微妙な期間の親と子どもの心理に関する学位も取得しています。
私はフランスの保育園から大学まで通いながら、幼少より毎年夏は日本にいる祖父母と過ごしていました。家族間では日本語を話し、リセ・インターナショナルとリセ・フォンテ−ヌの母国語クラスで日本語を学びました。日本とフランスの文化や考え方の違いを自分の体験からも理解しているので、そのような悩みの相談もお受けします。
悩んだり辛い思いをすることは誰にでもあります。そうした思いを乗り越えられるまでの道のりを寄り添わせていただきます。
臨床心理士・心理療法士はすなわち心のケアのスペシャリストです。
私は精神分析の考えに基づき、ひとりひとりの語ることの中に隠された無意識な考え方や行動に光をあて、話や絵、遊びなどを通して理解していきます。
カウンセリングに来るきっかけとなる症状には意味があると思っています。自分の中でしっくり来ないこと、納得していないこと等が表現されたり、ある出来事に対して理解しきれない時に表れるものだと考えます。
そのような時に、薬を使わず、話を聞き、なぜそのような状況になってしまったのか、なぜ悩まされるのかを一緒に整理して、どのように改善していくのが良いのかを考えていきます。
乳児、子ども、家族関係を専門とし、養育相談や、子どもやカップル、家族カウンセリング等を行っています。
個人セッションは45分から1時間です。
カップル、家族カウンセリングは1時間から1時間15分です。
最初の数回のセッションで相談内容の確認をして、それにあった対応を考えます。
必要であれば、違うスペシャリストや療法を一緒に考えたり紹介することもできます。
自分の中に押し込めている悩みをまず言葉にしてみることが改善に向かっての第一歩です。